止まらない拳 C-ZUKA vs 高梨knuckle美穂 K-1 KRUSH 女子アトム級王座決定戦 観戦レビュー 動画あり
C-ZUKA vs 高梨knuckle美穂 K-1 KRUSH FIGHT.101 第7試合/第2代K-1 KRUSH FIGHT女子アトム級王座決定戦/3分3R・延長1R
C-ZUKA/シズカ/Shizuka
C-ZUKA/シズカ/Shizuka 所属・ジム:T-GYM 生年月日:1989.9.25 身長・血液型:165cm・O 出身地:山梨県南アルプス市(日本) ファイトスタイル:オーソドックス 獲得タイトル:NJKFミネルヴァ・アトム級初代王者 戦績:13戦 6勝(1KO) 6敗 1分
高梨knuckle美穂
高梨knuckle美穂/タカナシ ナックル ミホ/Takanashi knuckle Miho 所属・ジム:Y’ZD GYM 生年月日:1993.5.26 身長・血液型:158cm・O 出身地:東京都大田区(日本) ファイトスタイル:オーソドックス 獲得タイトル:第2代K-1 KRUSH FIGHT女子アトム級王者 戦績:3戦 3勝(2KO) 0敗 0分
過去記事 → Krush.96 高梨knuckle美穂 vs MOE Krush女子アトム級
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観戦レビュー
あいさつもそこそこに、いきなり仕掛ける高梨knuckle美穂
好戦的、攻撃大好き
対するC-ZUKAはキャリアはあり、背も高いがやや戦が細いか?
背が高く、リーチのあるC-ZUKAは距離をとって戦いたいが、お構いなしにドンドン間合いをつめて手をだしてくる高梨knuckle美穂
C-ZUKAは前蹴りで、突き放したいが、C-ZUKAの前蹴りはそれほどスピードがない
蹴り足を下ろすときに、高梨knuckle美穂に踏み込んでこられる
そうなると、なかなか蹴りもだしにくい
となると、ジャブで突き放したいが、ジャブもイマイチスピードと数が出ない
そうなると、高梨knuckle美穂はガンガン前に出てくる
それも、手を出しながら
拳が強い、回転が速い。そして難そうな拳
C-ZUKAの蹴りにあわせて右の拳
C-ZUKAの頭が跳ねる
すかさず、追撃する高梨knuckle美穂。左フック、右ストレートとコンビネーション
C-ZUKAをロープにつめて連打
C-ZUKAもパンチを返すが、そのパンチをきっちりかいくぐって、
カウンターの左フック
なんとか、試合立て直そうと、距離をとってキックで組み立てるC-ZUKA
しかし、高梨knucle美穂、打撃の攻防が旨い 勢いだけではない
C-ZUKAの蹴りをいなして、右、左とパンチをあてる
蹴り足を降ろす間もなく、2発とも被弾し大きくよろめくC-ZUKA
高梨knuckle美穂、やみくもにパンチを出すのではなく、しっかりとコンビネーションでしかも上下に打ち分けて、連打がでる
顔面だけでなく、ボディショットも随所にいれる
1R目終了
組立て、一発の威力、回転の速さ、踏み込みの速さ、全てで高梨knuckle美穂が上回る
このラウンドは、高梨knuckle美穂のポイントとします
高梨knuckle美穂 10 対 9 C-ZUKA
C-ZUKAどうする?
体格的に上回っているリーチの長さ、上背の高さを活かして、もっと後に体重をおき、頭を揺らして的を絞らせずにフリッカー気味のジャブをポーン・ポーンと放り込んで、リズムを取り戻すのがいいのではないか?
まずは、相手の打撃を貰わないようにして、こちらの打撃を効かなくてもいいからあてて、相手を焦らせて、ポイントを奪えれば良だと思う
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2R
やはり、グローブタッチもそこそこに、高梨knuckle美穂が打ち込む
C-ZUKA、対応できていない
暴風に巻き込まれる
いや、C-ZUKAも打ち返す
女の意地、消極的な作戦をとらずに、真っ向勝負にいった
これはこれで、いいかもしれない
あとは、体力とフィジカル 打撃力と打たれ強さの勝負か
ここで、一旦引いたのは、高梨knuckle美穂
真っ向打ち合い勝負は高梨knuckle美穂の土俵かと思ったが、一旦間合いをとってボクシングテクニックで組み立てなおす
そして、、、!!!
遠い間合いを一気につめて左ボディフック
返しの右ストレートを顔面へ
旨い!!! 強い!!! ボディも顔面も効いた!
ああ・・・C-ZUKAは鼻血を出し始めた
拳の打ち合いでは、高梨knuckle美穂が一枚上手
C-ZUKA、拳の勝負が苦しいと蹴りで突き放そうとするが、蹴りにスピードがない
C-ZUKAの蹴り足にあわせて、高梨knuckle美穂が踏み込んで
左ボディブロー・・・・! ダメージがあるときのボディは効く・・・・
C-ZUKA、ローキック、ミドルキックでは高梨knuckle美穂を止めれないと、顔面へのハイキックを連続で放つ
これは目先が変わり、一時、高梨knuckle美穂も入りにくそうにしていたが、すぐに対処
C-ZUKAもハイキックの連打は打ち続けられないか・・・
C-AUKAの足が上がりきらなくなり、ミドルキックにくるところを、
高梨knuckle美穂、踏み込んで左ボディストレート
そして、ボディに意識がいったところに今度は顔面へ右ストレート
強烈、画面を通して、バチーンという打撃音が聞えてくる
C-ZUKA、反対側のロープ際まで後退
追いかける高梨knuckle美穂
残り時間10秒をきるなか、高梨knuckle美穂はコーナーにC-ZUKAを追い込み連打
顔面、ボディへ的確に拳をねじ込んでいく
そう、ねじ込むという表現がぴったりの高梨knuckle美穂の拳
荒れ狂う暴風の連打を上下に受けて、C-ZUKAついに
ダウン!!!
2R目残り数秒でダウンを奪われました
なんとか立ち上がり、試合再開と同時に、2R目終了のゴング
このラウンドは、ダウンもあったので、
高梨knuckle美穂 10 対 8 C-ZUKA
集計
高梨knuckle美穂 20 対 17 C-ZUKA
いよいよ、苦しくなったC-ZUKA
高梨knuckle美穂は、KOで勝利できるか?
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3R
高梨knuckle美穂 攻勢に出る
連打・連打・連打
みだりフック
右ストレート
左フック
どれも的確にヒット
C-ZUKA、よく立っている
C-ZUKA、なんとかコーナーは脱出
しかし、追いかける高梨knuckle美穂
突き放そうとするC-ZUKAの左ジャブをかわして、左ボディショット
そのまま、左を今度は顔面へ左フック
旨い!!! 左のボディ、顔面へと2連打
よろめく、C-ZUKAに対して
またしても
左ボディから顔面へ左フック
ことごとくあたる
C-ZUKAも手を返しているが、力がない。。。気力だけで立っている。。。
その気力をへし折るようなボディショット
一方的・・・
C-ZUKAがサンドバック状態になってきた
たまらず、レフェリーが割って入る
ストップか?!
いや、スタンディングダウンを取りました。
しかし、カウント中にC-ZUKAの陣営からタオル投入
これは止めて正解でしょう
C-ZUKAは、ギブアップする意思はなく、あくまで頑張りぬくつもり
しかし、打開策はなく、ただ、高梨knuckle美穂の強靭な拳にさらされるのを耐えるだけ
ダメージが深まるだけなので、早めにストップするのが良かったと思います
素晴らしい試合でした
高梨knuckle美穂 強い 旨い 隙がない
ただ、キックがあまりないので、攻略するとしたら、蹴りが速くて威力のある選手と対峙するときにどうなるか?
それにしても凄い試合でした
ありがとうございました。
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