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【観戦レビュー】  山本美優 VS 石岡沙織 RIZIN 2017年8月26日 

目次 序文 RIZIN13(2018年9月30日)へ 1.山本美優選手 2.石岡沙織選手 3.観戦レビュー

 

序文 RIZIN13(2018年9月30日)へ

 

いよいよ、今日2018年9月30日 RIZIN13 第12試合 セミファイナル 山本美憂(48.95キロ) VS アンディ・ウィン(48.80キロ) の試合が行われます。

山本美優選手の弟、山本KID徳郁が無くなってからの初試合 いろんな意味で注目の一戦です。

その前に、山本美優選手の過去の一番近い試合を振り返ってみたいと思います。

 

1.山本美優選手

 

生年月日:1974年8月4日(44歳) 身 長 :156cm 体 重 :49kg 総合戦績:4戦2勝2敗(2018年8月25日時点) バックボーン:レスリング 通 称 :Fighting Queen Bee 所 属 :KRAZY BEE 【神の子】山本”KID”徳郁が主宰する総合格闘技のジム ホームページアドレス→(http://krazybee.jp/) 補 足 :3児の母親 より詳しくは、 先日(2018年9月23日)に書いた記事↓ を参照してください

http://hanabumanabu.xyz/?p=280

 

2.石岡沙織選手

 

生年月日:1987年9月13日(31歳) 身 長 :155cm 体 重 :48kg バックボーン:禅道会空手 所 属 :空手道禅道会長野支部 補 足 :1児の母親 総合戦績:26戦15勝11敗(2018年8月25日時点) 対戦相手には、 RENA、華DATE浅倉カンナ というビッグネームもいる。 華DATE選手には勝利しているが、 RENA選手、浅倉カンナ選手には敗れている。 山本美優選手との今回の試合はどうなるか?

 

観戦レビュー

 

1R

ゴングと同時に両者リング中央へ いきなりのパンチの応酬!

山本美優選手がサウスポースタイルからの右ジャブに合わせて 石岡沙織選手がオーソドックススタイルで、左を刺して、 右クロスのカウンター

山本美優選手いきなりのダウン 見た目のインパクトはあったが、ダメージはそれほどないか? 山本美優選手すぐに立ち上がり応戦

石岡沙織選手はしっかりとしたオーソドックススタイルでガードをあげてプレッシャーをかけます。 山本美優選手はリズムを立て直すようにサウスポースタイルでガードを下げ気味にサークリング

するとこんどは、

山本美優選手のワン・ツー この左ストレートが、石岡沙織選手の顎にクリーンヒット

こんどは、石岡沙織選手がダウン!

石岡沙織選手もすぐに立ち上がりますが、ダメージはありそう 山本美優選手このチャンスにすかさずパンチを放ちながら組み付きます

そして、テイクダウン 山本美優選手得意のレスリング、グランドで勝負をかけるのか

山本美優選手が上のポジションをとり有利な体制をつくりかける しかし、石岡沙織選手もパンチのダメージがありながら、驚きの防御技術を発揮 上をとられながらも、山本美優選手に絡みつき、自由にさせません

特にすごいのは、自分の右足を山本美優選手の背中に回して、自分の左手で自分の右足を持って 下から山本美優選手の自由を奪っています。 身体の柔軟性と経験がないとできない防御ですね

無理やりパワーで引き剥がそうとする山本美優選手 引き剥がすことに気をとられた瞬間、石岡沙織選手が山本美優選手の首にフロントから ギロチンチョークを決めにかかります!

一瞬、RENA選手との対戦で山本美優選手が敗れた試合  (こちらを参照)→ 格闘女子 ”RENA VS 山本美憂” 動画有りを思い出しましたが、これは決まりきらずに二人とも立ち上がります。

山本美優選手は立っても攻勢の手を緩めません 石岡沙織選手をコーナーに追い詰めパンチを見舞います 石岡沙織選手たまらず、組み付きパンチを封じます

この間わずか2分  怒涛の1R序盤です

膝蹴りの応酬から、山本美優選手が背後をとってテイクダウン やはり、アマチュアレスリングチャンピオン 上手いです

今度は、山本美優選手は石岡沙織選手の横から上のポジションをとっています。 山本美優選手は、上から膝や拳で打撃を加えようとしますが、 石岡沙織選手は上手く防御してそれをさせません。 そうかと思ったら、石岡沙織選手 下から両足で山本美優選手の首を固めにいきます

石岡沙織選手のなんという身体の柔らかさと技術

しかし、山本美優選手これを力ずくで脱出します。 身体のパワーは山本美優選手が上か?

石岡沙織選手の体制が崩れたところを上から鉄槌を振り下ろすように 顔面へパンチ

石岡沙織選手これを嫌がり、なんとか逃げようとするところ その逃げようとする頭を抑えて上からの

膝蹴り

強烈!  容赦なし! 躊躇なし! 1発、2発!3発!

石岡沙織選手、この体制をなんとか脱っして、下から 山本美優選手に絡みつきます

すると、絡み付いて山本美優選手の腕をとって、腕ひしぎ逆十字へ 石岡沙織選手ダメージあるかと思ったら、しっかり攻撃をしかけます

これは、山本美優選手、振りほどいて立ち上がります 石岡沙織選手も立ち上がって、両雄スタンディングポジション

1R残り1分弱

山本美優選手 ワンツー 左ストレートがヒット これはやや浅いものの、山本美優選手のパンチが冴えています

しかし、石岡沙織選手も下がらず、ガードをあげて逆にプレッシャーをかけます こんどは、石岡沙織選手のワンツー こちらも右ストレートが浅くヒット

石岡沙織選手の右ストレートは見た目の迫力は少ないものの、 予備動作が少なく相手にとってはよけにくく、しかも当たると効きそうです。 (実際、この試合のオープニングヒットでダウンを奪っています) さすがは空手がバックボーンです

実際、このシーンでも浅いヒットと見えましたが、山本美優選手が 打撃を嫌がったのか、組み付きにいきます そしてテイクダウン

またも、山本美優選手が上、石岡沙織選手が下 山本美優選手は顔面へパンチ攻撃 しかし、石岡沙織選手はしっかりガード すると、石岡沙織選手が下から腕ひしぎ逆十字へ 決まりかける

山本美優選手上から膝蹴りとなんとか抵抗 危険な体制でしたが、ここで1R終了のゴング

素晴らしい攻防の5分間でした

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