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【格闘代理戦争3rd】女子格闘技 1回戦第3試合 MIO選手 vs 梅原拓未選手 ”観戦レビュー”

いよいよはじまった、格闘代理戦争3rdシーズン 女子格闘技 1回戦第3試合

MIO選手 vs 梅原拓未選手です。 それぞれの選手のプロフィールなどは、 下記記事に記載しました↓

http://hanabumanabu.xyz/?p=404

二人の経歴やバックボーンを見てみると、 シュートボクシング日本女王のMIO選手が有利と思われていますが、 もしかしたら、寝技で足元すくわれる可能性があるのではないか? それほど、梅原拓未選手は危険な相手ではないのか? と思います。

観戦レビュー

選手紹介

両選手の選手紹介画面で気になったことがあります。 MIO選手の髪が長い・・・ではなく、 契約体重が48kgであること。 二人とも、やや小さいなと感じたことでした。 この試合をどちらかが勝ちあがっても、 次の戦いで影響あるのではないか?と思いました。 しかし、今は次の戦いよりも目の前の戦いです。

MIO選手はリラックスしたいい表情 余裕を感じます。 さすが、プロキャリア40戦 しかし、MMAはデビュー戦 勝って当然と思われながらも、そのプレッシャーはどうか?

一方の梅原拓未選手 緊張感が漂っています。

試合開始

リングに上がれば、 ゴングがなれば、そこは1対1の真剣勝負の場です。 (格闘技はこれが面白い) 梅原拓未選手 緊張はとけるか? MIO選手 勝って当然のプレッシャーをはねのけるのか?

運命のゴングです。

二人がリング中央に歩み寄っての落ち着いた立ち上がり お互いグローブをあわせます。

落ち着いた立ち上がりかと思いきや MIO選手いきなりの

いきなりのヒット! かなりダメージあったのでは?!

しかし、梅原拓未選手、ひるまず全身して組み付きにいきます。 MIO選手組み付きを許さないとばかりにパンチを振るいます。

しかし、梅原拓未選手、パンチをもらいながらも無理やり体を 密着させて組み付きます。

テイクダウン グランドに引きずり込みました。

この体制から、MIOの顔面あるいは頭部に膝を打ち下ろせば 勝負あるのでは?! と思いましたが、この大会グランドポジションでの膝は反則です。

しかし、MIOルールに救われていますが、大ピンチに変わりありません。 梅原拓未選手、マウントポジションをとって上からパンチの連打

これはなんとか防御 MIO選手、グランドでも打撃に対する防御は一流です。 (なんとよけてます)

しかしさすがに全てはよけられずサイドをとられての鉄槌攻撃にピンチ! なんとか体制をいれかえようと強引に体制をいれかえようとしたところ そのスキを逃さず 梅原拓未選手、腕ひしぎ十字かためを狙います。

MIO選手大ピンチ! しかし、幸いにも体制が上なことと 片腕があいているので、 あいている片腕で上から殴ります。

かなり痛そうなパンチを受けながらも このチャンスを逃すものかと梅原拓未選手も懸命の腕ひしぎ

MIO選手 基礎練習が効果あったのか、無理やりの脱出に成功 脱出間際に、パンチを1発食らわせてから離れます。

MIO選手はマウントをとるチャンスもありましたが、 梅原拓未選手が立ち上がるのを待ち、 あくまでもスタンディング勝負です。

・・・・ MIO選手、推薦人の佐藤ルミナさん 梅原拓未選手、推薦人の菊田早苗選手も懸命の応援です。

正に一進一退の攻防

スタンディングで打撃の攻防 打撃では、やはりMIO選手有利

またも右ストレート そのあと空振りしたものの、左フックも返しています。

左ジャブ ローキック フェイント

とMIO選手が躍動してきました。

右ミドルキック 入った。 もう1回右ミドルキックと見せての右ハイキック やや浅いもののヒット

このまま打撃でMIO選手が決めるのか?

しかし、ややMIO選手がうち疲れたか? グランドの攻防で体力消耗したか、 少し手数が減ったところで、 梅原拓未選手が強引に組み付きます。

組み付いてから梅原拓未選手の体重のあずけかた 押し込み方 上手い!

リング中央で組み付いたのが、あっという間に MIO選手をゲージに押し付けて、自分の有利な体制に持っていきます。

MIO選手をゲージに押してつけて、 自分は両膝をあえてつけて頭を押し付けてきます。

スタンディングが基本の ボクシングやキックボクシングなら膝ついたらダウンですよ。 シュートは膝ついてもいいのかわかりませんが、 打撃系では、クリンチや首相撲のときでもこんな体制をとることは思いつきません。

そして梅原拓未選手、自分に有利な体制をつくって グランドに引きずり込みます。 1R残り時間47秒

決めきれるか?梅原拓未選手 しのげるか?MIO選手

マウントポジションをとって上からのパンチ! スキをみての腕ひしぎ十字がため

しかし、ここで1R終了のゴングです。

インターバル

インターバルに気になる光景が

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コンタクトレンズ?! ボクシングだとプロライセンスとるには0.6以上ないといけなかったような気がします。 (管理人の情報はかなり古いかもしれませんが・・・) それにしても、試合のインターバルでコンタクトレンズを入れなおしているのははじめてみました。

第2R

開始からMIO選手が打撃で主導権をとります。 左ジャブ 右ストレート 左フック とコンビネーションで梅原拓未選手を入らせません。

そして、右ローキック

かなり効いているようです。

梅原拓未選手も、打撃勝負は避けたく、タックルを狙いますが、 MIO選手許しません。

気合の入った左

左からの右ストレート

ともにクリーンヒット ダウンしてもおかしくないパンチですが、 梅原拓未選手意外といっては失礼ですが、打たれ強い。 耐久力がある。 気持ちも強い。

しかし、その気持ちを削るかのように 右ローキック

梅原拓未選手は、打撃のダメージと MIO選手の巧みなフェイントでタックルに行くことができません。 MIO選手右手を小刻みに震わせて、いつでもパンチを出すそぶりを見せています。 そのそぶりを見せながら、ローキックや前蹴りを放つので 梅原拓未選手が踏み込めないのです。

その展開から 右ストレート

返しの左

またもクリーンヒット 梅原拓未選手ダウンはしませんが、相当なダメージです。

この後、MIO選手の容赦ない連打を見舞われたことろで レフェリーストップ

殴られながらも、MIO選手に組み付いた! と思った瞬間だったので、これから反撃か?とも思いましたが、 あれだけダメージがあれば、レフェリーストップは妥当だと思います。

MIO選手の勝利

素晴らしい試合でした。

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