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格闘女子 ”RENA VS 浅倉かんな 第1戦” 動画有り

RENA VS 浅倉かんな 第1戦 2017年12月31日『RIZIN

目次 1.RENA選手を知り応援するようになったきっかけ 2.格闘技をする女子について管理人が思っていたこと 3.”RENA VS 浅倉かんな 第1戦” 観戦レビュー

1.RENA選手を知り応援するようになったきっかけ

 RENAという女の子が、バラエティ番組に良く出ているなーとは思ってましたが、正直何者なのかはまったく知りませんでした。  RENA選手が、格闘技 女子だとったのは、それもバラエティ番組の”だまされた大賞”で、ワーキー演じる、変態おじさんのコーナーだったと記憶しています。 このコーナーでは、RENAがジムのリングでグローブをつけてキックボクシング(シュートボクシング?)の練習をしている一人の時に突然電気が消えて、真っ暗闇になり、変態おじさんが近距離まで迫って(触ってはいけない)近距離まで迫ったところで明かりをつけてびっくりさせるというコーナー。  そこで印象的だったのは、芸能人の女子は、電気が消えて暗闇になると、みんなすごく怖がって、明かりがついて変態おじさんを間近で対面するとなかには泣き出すほど怖がってしまうというもの。  しかし、RENA選手は一人っきりで真っ暗になっにも関わらず、まったく怖がることもなく、人の気配を感じ取って、その気配に向かってパンチとキックを放ち、逆に迫っていく有様。これには変態おじさんことワッキーのほうがビビッてしまい、近距離まで迫らないといけないのに、逃げてしまう有様(これが面白かった)  でも、そんなRENA選手も、いざ電気がついて変態おじさんと対面すると、女の子らしく『キャー』みたいな可愛らしい声をあげたのが、なんともギャップがあって可愛らしかったのを記憶しています。  ただ、その後すぐにそんな声をあげた自分が恥ずかしかったのか?変態おじさんにキックを見舞ってた。  変態おじさん、痛みのあまりに悶絶してました。  RENA選手って”つよかわ~”って強烈に記憶に残りました。

2.格闘技をする女子について管理人が思っていたこと

 管理人は格闘技を観るのが好きです。 自分自身も昔にボクシングを大学の部活で経験していて、打撃系・立ち技の格闘技は好きです。 ただボクシングは拳闘というだけあって、肘はもちろん、キックも反則 ましてや、組み合って関節技なんて、痛いし、男同士の関節技の攻防たるや、半裸のマッチョの男同士がマットの上でくんずほぐれずもつれ合う・・・・・ 総合格闘技には余り観る気にならなかったです。 

 そして、格闘技をする女子=女子格闘技=ジョシカク が盛り上がっている雰囲気は感じていたものの、心のどこかで女子の戦う格闘技は見ていられないという想いがあって、TVやYouTubeでもちゃんと見たことはなかったです。    今考えると、特に最近は美しく可愛い女性(本当に最近の選手はお世辞抜きに美しいし可愛い)が、その身体を鍛え上げて筋肉モリっとマッチョになって、殴り合って顔を腫らしたり、間接を固められて悶絶する姿を見ていられないと思っていた。  そんなやや偏見?にもとられかねない想いを変えてくれたのが、

 ”RENA VS 浅倉かんな 第1戦”です。

3.”RENA VS 浅倉かんな 第1戦” 観戦レビュー    2017年大みそか 『RIZIN』で行われたRIZIN女子スーパーアトム級トーナメント決勝戦  実は生観戦はしていなかったのです。試合後しばらくたってから、TVか、Yahooニュースであのバラエティで活躍していた、RENA選手が大きな試合で初のKO負けを喫したと知りました。  あんなに強くて(可愛い)RENA選手がKO負け?! いったいどんな試合だったんだと強烈に関心を惹かれてYouTubeで観戦しましました。  びっくりしたのは、対戦した浅倉かんな選手も若干二十歳の色白で可愛らしい女の子。  印象的だったのは、選手紹介の時に二人とも自信にあふれた表情をしていたこと。負ける気なんてさらさら無く、勝つ気マンマンないい顔をしていたこと。

 そしてゴング  解説には高田信明元選手。解説を聞いていると、RENA選手は打撃が得意で、浅倉かんな選手は寝技(関節技)が得意だとのこと。お互い警戒してか、距離をとっての探りあいが続く。やはり、浅倉かんな選手はRENA選手の打撃を相当警戒している様子。なんとか打撃をもらわずに間合いをつめ、タックルを仕掛けて寝技(グランド)に持ち込みたい様子が判る。サウスポースタイルのまま、打撃の当たらない距離を保ちながらRENA選手の周りを回りながらタックルに飛び込むタイミングを探っている。  それは、RENA選手も判っているようで、タックルに飛びこんでこさせない為に、左右のスイッチを繰り返し、フェイントを織り交ぜて牽制しながら様子見をしている。  それにしても、序盤はややRENA選手の打撃が少なすぎような気がする。確かに浅倉かんな選手の動きが俊敏で、うかつに手や足を出すと、戻すタイミングと一緒にタックルに飛び込んでこられるような気がして、手が出ないのかもしれない。確かに、ミドルキッックを放った際に、割とキツめに入ったように見えたが、逆に足をとられそうになり、グランドに持ち込まれるピンチになりかけたこともあり、余計に手足がでなくなった印象がある。  それならば、キックはフェィントにつかい、パンチ、特にはやくて鋭いジャブをつかうのが効果的だと思うのだが、RENA選手は手も出しづらい印象がある。やはり、浅倉かんな選手のタックルを警戒しているのだろう。     一方、浅倉かんな選手はRENA選手の打撃の威力を警戒して、なかなかタックルに飛び込めない。実際、足を取りかけてミドルキックも実はけっこう威力を感じたようだ。せっかく足をとりかけ、そのままグランドに持ち込めそうな展開だったが、あっさりRENA選手に逃げられた。その後も何度かグランドに持ち込めそうな展開があったが、決してグランドの対応に慣れていなさそうなRENA選手を捕まえきることが出来ない。

 試合は、膠着する雰囲気を漂わせるかと思った1R終盤、突然動く。  浅倉かんな選手がRENA選手の疲れか、ふとした集中力の途切れをみてとったのか、思い切ってタックルを仕掛ける。RENA選手もなんとか対応しようとするが、ついにグランドに持ち込まれる。RENA選手は腕をとられて極められることを警戒して腕をとられまいと防御をするが、浅倉かんな選手はそんなRENA選手の防御姿勢を冷静に見極め、腕に拘らずに後をとることに成功。後をとられたRENA選手はパワーで立ち上がって振りほどこうとするが、浅倉かんな選手は、力んだRENA選手のがら空きになった首を逃さず、すかさず腕をからめてチョークスリーパーに入った。・・・・・  そこからは一瞬だった。鍛え上げた人がこんな簡単に意識を失ってしまうのか?と思うほどわずかの間にRENA選手は落ちてしまい、試合決着。  浅倉かんな選手が、チョークスリーパーにより、RENA選手の失神によって、KO勝利。

 わずか1R 5分足らずの試合だったが、すばらしく緊張感のある鍛え上げた選手どうしの見ごたえのある一銭でした。    勝利した浅倉かんな選手の喜びを爆発させたうれしそうな姿  やっとたどり着いた大試合でまさかのKO負けを喫してセコンドの肩で号泣したRENA選手  格闘技の勝者と敗者の対照的な姿でしたが、全力をつくし、すばらしい試合を見せてもらった二人に感謝です。

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