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格闘代理戦争3rd SPバウト いちごみるく vs 梅原拓未

格闘代理戦争3rd

決勝トーナメントはついに最終決戦

その前に、惜しくも敗れた選手と新たな推薦選手による、SPバウトが行われました。

その試合について観戦させてもらいました。

出場選手は、1回戦で優勝候補MIOを相手に善戦した、梅原拓未

ストップが早すぎるのではないか?と議論をよんだ試合です。(観戦レビューは下記)

→ 【格闘代理戦争3rd】女子格闘技 1回戦第3試合 MIO選手 vs 梅原拓未選手 ”観戦レビュー”

その梅原拓未の試合がもう一度見たいという声の高まりにより、試合が組まれました。

対戦相手は、、、

いちごみるく

何者?!

日本人?!

なかなかのエキセントリックぶりです!

このエキセントリックな選手が、タイに修行中の純和風な梅原拓未と対戦

なかなかの好対照です。AbemaTVやりますね。

かなり、興味をそそられます。

しかし、いちごみるく

前田日明が主催するMTHE OUTSIDER(ジ・アウトサイダー)の選手

THE OUTSIDER(ジ・アウトサイダー

日本の総合格闘技大会。前田日明がプロデューサーを務めるアマチュアセミプロの大会。主催はリングス。

いわゆる「不良」などの若者に格闘技を通じた更生の道を用意し、優秀な選手をメジャーな格闘技団体を含めた大会にプロデビューさせることを目標にしている。

「不良達ヨ、覚醒セヨ」というキャッチフレーズで不良同士が試合をするというコンセプトであるが出場資格が「16歳から35歳までプロでの試合経験が3試合以下の者」とされたため不良にあたらない選手も多数出場している。(ウィキペディアより)

練習風景を見ていると意外にも(失礼)、見た目によらず、かなり強そう

ダンサーという経歴だけあって、一風変わったリズムと角度で蹴りが飛んでくる。

身体も柔軟性が高く、相手の関節技をするりとかわして自分の体制に持っていくのが巧い。

梅原拓未選手

MIOとの勝負は惜敗でしたが、油断できません。

どの試合も、楽しみです!

選手入場

まずは、いちごみるく

緑の毛とサングラス、日焼けした肌と舌

とってもキャラが立っています。

試合の緊張はそれほどないのか?

一方の梅原拓未

こちらは、対象的に緊張しているのか、視線はずっと下を見ています。

試合開始

ゴングです。

1R

まず、いちごみるくが先制攻撃!

共にオーソドックススタイルから打撃を先に仕掛けたのは、いちごみるく

攻撃的なみた目そのままに、打撃攻撃を積極的にしかけます。

しかし、

梅原拓未、冷静です。

いちごみるくの蹴り足の引き際を掴まえにいく。

あっさり、テイクダウン

MIO相手には、あれだけキャッチに苦労していたのが嘘みたい

やはり、梅原拓未が未熟ではなく、MIOが素晴らしかったのでしょう。

梅原拓未が終始、上のポジションをとり攻めますが、いちごみるくも寝技の防御が上手く、間接技は決まりません。

そのまま、時間が経過し、1R終了

2R

やはり、いちごみるくが、打撃攻撃

今度は、やや距離を遠めにとって、リーチを活かして遠い距離からのキック

ミドル・ハイと目先を散らして、梅原拓未に蹴り足を取られないように警戒しながらの攻撃

そのためか、ヒットはしませんが、容易に梅原拓未も入れません。

梅原拓未も、打撃勝負の構え

ムエタイと空手をやっているだけあり、脇が閉まってキッチリしたいい構えです。

ただ、左拳をもう少し顔の前にもってくると、顔を打ちにくくなるのですが、、、

これは、グローブをつけるボクシングやシュートボクシングなら、ガードがしやすくなります。

MIOにはここをつかれて、散々顔を殴られましたね。

一方のいちごみるくは野生的

右の脇を空けて右手を構え、前傾姿勢であくまで攻撃を狙う

その狙いとおり、いちごみるく 右ストレート

梅原拓未冷静にかわす

もう一度、右(ややフック気味)

梅原拓未、冷静にかわす。そしてタイミングを図る。

もう一度、いちごみるくが右パンチを振るった時に

図っていたタイミングでタックル

上手い!

平田樹のような入り込む早さはないものの、相手の打ち込むタイミングにあわせて上手くタックルを仕掛けます。

しかし、ここは、テイクダウンはとれず、再びスタンディングの攻防

今度は、梅原拓未が前蹴り

梅原拓未の左ジャブ

梅原拓未 打撃も上手い

空手がベースにあるだけあって、最短距離を走るいい打撃を打ちます。

もっと打撃を打てばいいのに!

打撃への防御もかなり、上手い

やはり、MIOは打撃相当強くてうまいのだと改めて思います。

そして、いちごみるくがやみくもに反撃にくるところを見定めて

きれいにダッキングでパンチをかわして

タックル

そして、テイクダウン

上手い、速い!

こんどのタックルはタイミング、スピードとも素晴らしい。

しかし、いちごみるくは間接も柔らかく、防御もできて、関節技が決まらない。

決め手がないまま、1Rのように、時間がすぎるのか?と思っていたら、

なんと!

梅原拓未、上から殴ります!

意外(といっては失礼ですが)

梅原拓未、格闘技やりながらも、相手を殴るのがイヤなのかと思っていました。

だから、打撃上手いのに、あまり出さないのかと?!

しかし、勝利への執念

躊躇なくパンチを見舞う。

KOか!

残念ながら、時間切れで試合終了

勝敗は、判定です。

勝者、梅原拓未

いちごみるくも強かったです。

梅原拓未もMIO戦で思ったよりも相当強い。

素晴らしい試合でした。

 

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