RIZIN14 山本美優（QEEN BEE 女王蜂） VS 長野美香（美格闘家） 2018年12月31日 観戦レビュー
2018年12月31日 大晦日
RIZIN14に二人の美人ママ戦士の対決です。
KRAZY BEE(狂える蜂） の 女王蜂（QEEN BEE) 山本美優
”元祖”美しすぎる格闘家 長野美香
この大舞台で更なる高みに手をかけるのはどちら？
目次 長野美香（美しすぎる格闘家） 山本美優（QEEN BEE 女王蜂） 観戦レビュー
長野美香（美しすぎる格闘家）
1時は、芸能界にも身を置き、
コスプレや↓
写真集↓
も出版するほど、その美貌で注目を集めた。
レスリングの実績は高く、ジャパンクィーンズカップ55kg級4位の実績！
格闘家としての注目度から、2010年10月には、｢殴る女たち 女子格闘家という生き方｣（著者 佐々木亜希）という本の中で紹介させているほど。
詳細はこちら、→ 女子格闘家紹介 長野美香のストーリー
基本情報（ウィキペディアより）
本名：長野 美香 通称：FUTURE PRINCESS 生年月日：1983年12月29日 出身地：岐阜県 所属：S-KEEP/CORE/スターダム 身長：161cm 体重：53kg 階級：ストロー級 バックボーン：レスリング テーマ曲：「BLUE BIRD」浜崎あゆみ 総合格闘技戦績：15戦8勝(6つの1本勝ち）7敗 グラップリング戦績：11戦5勝6敗（1つの不戦敗) 獲得タイトル：JEWELS ROUGH STONE GP 2009 -54kg級 優勝
山本美優
神の子 山本KID の姉
KRAZY BEE(狂える蜂）の女王蜂（QEEN BEE)
こちらも、写真集を出すほどの美貌
若いころには、CMにも起用されていたほど
Nikonのコマーシャル↓（若い）
写真にも書いているように、女子レスリング世界チャンピオン
霊長類最強と言われる、吉田沙保里さんの登場前に無敵を誇った。
レスリングの成績は、優勝だけを書き出してみても
日本 優勝
・1987年～1991年全日本女子選手権 優勝 8連覇 ・1994年全日本女子選手権 50kg級 優勝 ・1995年全日本女子選手権 47kg級 優勝 ・1999年全日本選手権 46kg級 優勝 ・2011年全日本女子オープン選手権 48kg級 優勝
世界 優勝 ・1991年世界女子選手権 47kg級 優勝 ・1994年世界女子選手権 50kg級 優勝 ・1995年世界女子選手権 47kg級 優勝 ・2012年カナダ・カップ 48kg級 3位
素晴らしい戦績
詳細はこちら、→ 【神の子】 の姉 美しいレスリング選手～美人総合格闘家へ ”山本美優”
基本情報（ウィキペディアより）
名 前 ：山本美優 「美憂」という名前は、父がオリンピック代表として出場したミュンヘンに因んで命名 生年月日：1974年8月4日 身 長 ：156cm 体 重 ：49kg 出身地 ：日本 カナダ（2016年ブラジル リオデジャネイロオリンピック出場を目指しカナダ国籍を取得） 但し、市民権取得が間に合わずオリンピック出場は出来なかった。 出身地 ：日本 神奈川県川崎市 バックボーン：レスリング 通 称 ：Fighting Queen Bee 所 属 ：KRAZY BEE 【神の子】山本”KID”徳郁が主宰する総合格闘技のジム ホームページアドレス→(http://krazybee.jp/)
その他、山本美優の観戦レビューはこちら
→ 【観戦レビュー】 山本美優 VS 石岡沙織 RIZIN 2017年8月26日
観戦レビュー
共に、上記に書いたウィキペディアの戦績よりも、戦いを重ねている。
今のRIZIN戦績をみると
長野美香：27戦16勝10敗1分
山本美優：6戦３勝３敗
長野美香、27戦という経験値が素晴らしい。
山本美優は、直近3戦3勝とMMAの勝ち方が判ってきた様子。
両雄対峙
数字以上に身長差があるように見えます。
しかし、山本美優の身体の厚みが凄い
パワーは山本美優のほうがありそうです。
1R
ゴング
共にサウスポースタイルで対峙
共に、バックボーンはレスリングですが、先ずは打撃戦です。
リーチは、長野美香のほうが長い。
長い手を活かして、右ジャブの探りを入れるが、まだお互い間合いが遠い。
山本美優も様子をみながら、距離をつぶす方策を探っている。
山本美優、いきなりの左ストレート
これは、まだ距離が遠く空振り
長野美香、身長にバックステップでさらに距離を開ける。
山本美優、やや強引にワン･ツーを放ち、長野美香をコーナーへ追い込む。
山本美優 大振りの左
クリーンヒットではないが、当たった。
このヒットをきっかけに、山本美優が長野美香をコーナーにつめてラッシュ
長野美香、ここはなんとかコーナーを脱出して、再びリング中央へ
長野美香、リング中央で綺麗なワン･ツーを見せるが、踏み込みができずに、遠めで見せるパンチ。
すると、山本美優は、右ジャブで踏み込み、ツーの左スレート
形はあまり、良くないが、長野美香の顔面を捉えるヒット！
効いた。
ロープへ後退するところを、山本美優が打撃で追撃しようとするが、
打撃不利とみたか、長野美香が山本美優の膝を取りにいく
しかし、山本美優、レスリング元世界チャンピオン
簡単には取らせません。
逆に、長野美香を押しつぶし、パウンド
残り時間は、3分47秒とたっぷり
ここからどう展開する？！
長野美香、間接技に対するディフェンスは上手い。
山本美優、間接技はそれほど得意ではない。
長野美香、この体制を覆すほどのパワーはない。
どうするのか？と思っていると
膝蹴り
鉄槌
長野美香なんとか、局面を打開しようとしますが、
なんと、1R終了まで4分近くこの攻防。
ゴングでようやく開放されます。
2R
長野美香、組み付いては不利。
打撃で勝負したい。
リーチ差をより有効に使えるキックが有効と思うが、長野美香はキックは蹴れるのか？
・・・・・
長野美香 リング中央でフェイントの右ジャブ。
山本美優 じっくりと相手を見て、プレッシャーをかける。
長野美香 キックは軽くローキックを見せただけで、ほぼ出さない。やはり、それほど得意ではないのか。
長野美香、右ジャブを出しながら、リングを左周りにステップ。
ボクシングでは、サウスポーは右回りが基本だが、MMAでは逆に回る選手が多い。
組み付きがあるので、ボクシングのセオリー通りとは行かないか。
山本美優もサウスポーなので、これで良しか。
長野美香が遠い距離から、ジャブを放った拳の返りにあわせて、
山本美優が遠い距離を踏み込んで右
これが、遠いながらもヒット
このラウンド、1分経過での初ヒットは、またしても山本美優
リーチは長野美香のほうが長いが、長野美香、パンチは出しているものの、踏み組むことができずに打撃を当てられません。
それだけ、山本美優の圧力が強いのか？
やはり、苦しい局面を打開するには、長年培ったレスリング技術
しかし。。。
レスリングは、山本美優も素晴らしい実績を誇る。
苦し紛れのタックルでは通用しない。
またしても潰される。
そして、膝蹴り
さらに、サイドに回って、長野美香を仰向けにしてマウントポジションを狙う。
長野美香、そうはさせまいと必死の対応。
パワーで立ち上がろうとする、山本美優の膝を打ち、立ち上がらせないなど、ディフェンスの対応は上手い。
長い手足を柔らかく使って、山本美優の動きを封じて、即頭部に掌底を打ち込む。
しばらくこの状態で展開が硬直して、レフェリーブレイク
スタンドでの打撃勝負へ戻ります。
相変わらず、長野美香は遠い距離からのジャブ
遠すぎ、踏み込みもないので届きません。
一度、踏み込んでのワン・ツーを見せました。
ヒットしなかったものの、山本美優反応できておらず、この攻撃をもっと出していれば、展開も違うのでは？
もしかしたら、膝にテーピングをしているので、足が痛くて踏み込めないのでしょうか？
山本美優がロープに詰め込みながら、組み付きテイクダウンを奪ったところでゴング
2R終了です。
3R
長野美香、左頬が腫れ上がっています。
どう戦うのか？
距離をとって打撃で戦うならば、キックを出したいですが、キックは武器としてもっていなさそう。
ならば、ジャブ・ストレートをあと1歩踏み込んでヒット＆アウエィで戦うか。
それとも、もう少し有利な体制でグランドに持ち込み、関節技で1本を狙うか。
いずれにしても、このままでは厳しい。
セコンドはどのような指示を与えただろうか？
ゴング
長野美香、どう出る？ と思っていたら
なんと、山本美優が飛び込んできての前蹴り
さすがは、KIDの姉！！！
戦い方も似ている。
長野美香に考える暇を与えません。
なんとか、距離をとって、打撃勝負
恐らくセコンドの指示は、ジャブ・ストレートをあと1歩踏み込んでヒット＆アウエィ
長野美香、懸命にジャブとストレートを繰り出すが、踏み込もうとする意思は感じられるものの、踏み込めていない。やはり足が悪いのか？
そのため、距離が遠いままで、山本美優に見られています。
一方、山本美優は、リーチでは劣るものの、踏み込みが鋭く、手数も少ないながらもヒット数では上回ります。
しかし、長野美香、ステップインしてジャブを打ち出しました。
すると、軽いながらも山本美優にヒット。
やはり、パンチが当たるとリズムが出てくる。
続けて、もう1発、右ジャブ ヒット
さらにもう1発を狙うが、そこに山本美優のカウンターの右
相打ちだが、長野美香に出てきたリズムを断ち切ります。
こうなると、長野美香に残された手段は、、、タックル
しかし、山本美優、タックルへの対応は上手い
これも潰す
そして、足を高々と上げての膝蹴り
1発、2発
長野美香、リングをサークリングして、膝蹴りを受けないようにディフェンスするところを
がら空きのわき腹にパンチ
4発、5発
体制を入替えて、わき腹にパンチを受けないようにしたと思ったら、
こんどは、上から肘打ち
うわ～～～～～
どの1発でも管理人ならギブアップしそうです。
しかし、長野美香耐える。
上手く体制を打撃を受けないようにしたの苦しい体制ながら変えてディフェンス。
だが、残り時間は約3分
耐えているだけでは、ジリ貧。
どうやって逆転をはかるのか？！
殴られながらも、長野美香、下から次第に体制を変えていく。
いつのまにか、三角締めを狙う！
これが決まれば、大逆転！
しかし、決まらず・・・・・
レフェリーブレイク
スタンディングでの打撃勝負
山本美優がジャブを打つところに、
長野美香がタイミングのいい左ストレート
今日一番のヒット
山本美優、後退。
かなり打撃を貰って、寝技でもいいところが出せず、開き直ったか？
これまでにない、鋭い踏み込みと被弾を恐れないパンチ。
やはり、長野美香、リーチを活かしてのストレート系でのパンチ勝負がいい。
しかし、ここで試合終了のゴング
お互いの健闘を称えます。
判定
勝負は判定へ
勝者 山本美優
実際、長野美香に何もさせませんでした。
素晴らしい勝負。
ありがとうございました。
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