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女子格闘技 RENA 七夕ジョシカク祭り ”残酷なボディブロー” 2016年7月7日 観戦レビュー 

やっぱり、RENAの試合は面白い!

勝利を目指すのはもちろんだが、勝ち方にもこだわりを感じる

管理人は、シュートボクシングで締め技でギブアップ勝利を収める試合を、このAmebaTVの特集で初めて見ました

立ち技で間接、締め技で決着つくの?・・・だって、寝転べば、つまりグランドに逃げればブレイクかかるやん・・・・

しかも、グローブはオープンフィンガーグローブではなく、指先の閉じている普通のボクシンググローブ・・・

つかめないやろ・・・・・・

シュートボクシング関係者から怒られそうなことを思っていました。

しかし、RENAをその疑問を吹き飛ばす試合を2試合も見せてくれました。

やっぱり強い! そして華やか!!!

しかし、シュートボクシングといえば、やはり、打撃!

そして、RENAといえば数々のKO劇を生んだボディブロー!

そのボディー攻撃をこれでもか!と披露している試合の観戦レビューです

VS クラウディア・パウィカ

クラウディア・パウィカ 大きい! 上背があります。

この試合は、トーナメントではないので、1R3分間、5Rの戦いとなります。

やはり、1R3分間あると、落ち着いて見れます

選手もしっかり戦略をねって、なおかつ、3分5R=15分間となった場合のスタミナ配分も計算して戦う必要があり、1試合の見ごたえがあります

1R

上背のある、クラウディア・パウィカ シュートボクシング打撃のテクニックもあり、序盤はキック、パンチの交換をするが、RENAも相手の懐に入れず、互角の展開

クラウディア・パウィカの長いキックに対して、カウンターの右ストレートを狙うRENA まだ間合いが遠く、お互いに浅い

クラウディア・パウィカ、長距離だけでなく、接近戦も上手く、強い

近距離ので左フックの打ち合いを先にヒットさせたのは、クラウディア・パウィカ

長身でリーチの長い、クラウディア・パウィカが積極的にRENAを押し込み、ロープへつめていく

RENA、やや苦しい展開かと思いきや、コーナーへ押し込まれながらも、クラウディア・パウィカのがら空きのボディへ

左ボディフック

クラウディア・パウィカの右わき腹=レバー(肝臓)へぐっさりと突き刺さる!

(レバーブロー・・・管理人はサウスポースタイル(=右半身が前に出る)でしたので、このレバーブローって喰らうととっても苦しいのを知っています・・・)

最初の1撃目は、クラウディア・パウィカも効いたそぶりを見せずに身体ごとRENAをコーナーへ押し込むが、RENAは効いたと判ったのでしょう

追撃の膝ボディ

またもや、右わき腹(レバー)へ

しかし、1R目は終了。ラウンド最後のボディ攻撃はRENAが良かったが、ラウンド全般としてはほぼ互角の展開

2R

1R目のボディ攻撃で手ごたえを感じたか、積極的にRENAが仕掛ける

顔面から、左ボディを狙うRENA

しかし、クラウディア・パウィカも長い手足を折りたたみ、コンパクトな左フックで応戦

離れての打撃戦テクニックは互角

リーチが長い分、ややクラウディア・パウィカが有利か

しかし、RENA、離れての打撃で圧倒できないと見ると戦い方を変更

このあたりの切り替えが凄い

距離をつぶして首相撲からの膝蹴り

もう1発

なんとか、首相撲を振りほどき距離をとろうとするクラウディア・パウィカに対して

首が解けたら、次は左ボディフック

明らかに効いている!クラウディア・パウィカ 苦悶の表情

なんとか距離をとりたい、クラウディカ・パウィカ、左ジャブでつきはなそうとするが

RENAも左フックをふるう

左フックから返しの右ストレート

長距離パンチもRENAは鋭い

右ストレートから返しの

左ボディアッパー

上手い! これがヒット

顔面へ、左・右とパンチを見せて注意が上に上がったところへ、効いているボディへ追撃

クラウディア・パウィカ、ボディが効いて体を丸めるところへもう一発 左ボディ

これも効く

なんとか逃げたいクラウディア・パウィカへ顔面パンチを見せて、本命はやはり左ボディ

クラウディア・パウィカ、たまらずにダウン

顔面への打撃でダウンする場合は、後や前へばったりと倒れることが多いが、ボディ攻撃でのダウンはあまりの苦しさに膝をつくことが多い

クラウディア・パウィカも我慢しきれずに膝をつくダウン

このダウンからは立ち上がり、試合再開

RENA、あくまでもボディを攻める

こんどは、ミドルキック

試合序盤は距離をとって冷静にかわしていたクラウディア・パウィカ

ボディが効いていて、背中が丸まった状態で冷静にディフェンスができない

畳み掛けるRENA

逃げ腰のクラウディア・パウィカを掴まえて膝蹴り

こんどは、首を掴まえながらもやや距離を開けて、反動つけての

膝蹴り

うわ~~~~、ぐっさり

クラウディア・パウィカの背中が丸まる。よく耐えている、クラウディア・パウィカ

2R目終了

1R目は互角のテクニック合戦だったが、1R終盤にRENAがボディを効かせてから、2R目はこれでもかとボディを攻め続けて、一方的な展開!

RENAの試合中の戦術変更と、有効と見るや徹底して攻めるそのスタイルが素晴らしい

3R

RENAのボディ攻撃に対して、どう打開を図るかクラウディア・パウィカ?

やはり、距離を開けての打撃戦を挑むクラウディア・パウィカ

しかし、RENA、相手の左パンチを見切ってかわし、しかもかわし様に踏み込んで左ボディフックを決める

攻防一体

上手い、強い、徹底してる

クラウディア・パウィカもボディせめて来ることを予想して、右ガードを下げているのに、そのガードのあいているところにぐっさりと突き刺す

さらに、追撃

RENAが、右を顔面へ放ったと思いきや、左は既にボディを狙っている

クラウディア・パウィカも顔面よりもボディーを守るガードポジションだが・・・

ガードの上からでも効く!

そしてRENAの右拳は既にストレートの体制へ

意識がボディーだけになっているクラウディア・パウィカにたいして

顔面への右ストレート

これも効いた! しかし、RENAの左拳は既に

左ボディアッパー

お見事!

クラウディア・パウィカはその前に顔面へストレート貰ったので、ガードをとっさに頭へあげて、ボディーはがら空き

そのがら空きのボディーへ見事に突き刺さる

ここで、スタンディングダウンをレフェリーがとる

それほど、一方的なRENAの攻撃

だが、クラウディア・パウィカ、戦う意思は折れていない

素晴らしい勝負根性

ボディを叩かれつづけると、身体よりもこころが折れます

しかし、試合続行

しかし、RENA、容赦なくボディを攻める

もはや、身長差があれほどあったようには見えない

クラウディア・パウィカの背がまるまり、RENAのほうが大きく見える

背中を丸めてボディを少しでも守ろうとするクラウディア・パウィカへ

膝蹴り

これがトドメ!

ついに、崩れ落ちるクラウディア・パウィカ

相当苦しそう

ここで、クラウディア・パウィカの陣営からタオル投入

RENAの勝利

1R目は互角、ややクラウディア・パウィカ優勢かという展開を、ボディー攻撃で一変させて、最後は圧倒的に倒して見せました!!!!

素晴らしい

ビューティフル RENA

ありがとうございました

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