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女子格闘技 腹筋女子 YUKO SUZUKIは、oneFCで初勝利なるか?! VS SO YUL KIM 観戦レビュー

ONE Championship: ONE Warrior Series 4

2019年2月28日 シンガポール

目次 Yuko Suzuki 鈴木(桐生) 祐子 SO YOL KIM 観戦レビュー

Yuko Suzuki 鈴木(桐生) 祐子

BRAVE GYM所属

マチュアキックボクシング3戦3勝

プロMMA歴3年 7勝(4サブミッション)8敗中

JEWELS参戦

ONE warrior series参戦中

過去記事→【観戦レビュー】 仮面女子 川村虹花 VS 腹筋女子 桐生裕子(改め) Yuko.S

SO YUL KIM

所属:M-Figtter GYM

MMA戦績:4戦3勝1敗

身長:158㎝

国籍:韓国

バックボーン:キックボクシング

観戦レビュー

レフェリー注意

体格的には、ほとんど同じ

1R

試合開始

ともに、オーソドックススタイルで打撃戦

お互い、キックボクシングが得意か

YUKOはやや、アップライト

KIMはやや、クラウチングスタイル(前傾姿勢)

まずは、パンチで様子を探る

KIMがハイキック

これは、様子見で軽いキック

YUKO、軽く腕でガード

お互い、パンチで牽制

まだ、距離が遠く、パンチはヒットしない

YUKOの左ジャブがさわる程度にヒット

これで距離感を掴んだか?YUKOがタックルを仕掛ける

しかし、まだ距離が少し遠い

KIMもタックルを切るのがうまい

グランドには持ち込まれずにすぐにスタンディングへ戻る

再び打撃の攻防

YUKOの右

これはまだ距離が遠い、届いていない

KIMの右

これはヒット!

踏み込みの鋭さの差が出たか?!

打撃戦は振りと見たか?

YUKOが再びタックルを仕掛ける

しかし、投げの攻防の末に上をとったのは、KIM

その体制から、顔面へパンチの連打

YUKO ピンチ!

すぐさま、ブリッジから身体をひねり打撃をうけないように防御

しかし、打撃は受けなくなったが、背後を取られてチョークスリーパーに入られそうだ

しかし、完全には入らず、上手く防御をしている

KIM、チョークスリーバーは極めれないと判断して、打撃に切り替える

しかし、これもダメージを与えるほどのつよい打撃はうてない

YUKOの寝技の防御技術が素晴らしい

そのまま、膠着状態が続くが、KIMが仕掛ける

YUKOの腕を取りにいった

極まるのか?!

いや、YUKOの防御技術は素晴らしい

体制を入替て、腕をとらせない

そのまま、腕を抜いて、なんとYUKOが上を取った!

さあ、反撃開始

と、思いきや、ここで1R終了のゴング

惜しい、せっかく有利な体制になって、反撃開始と思ったとたんのゴングでした

KIMもしかしたら、残り時間も計算しての関節技の仕掛けだったのか?

だとすれば、試合運びが素晴らしい

このラウンドは、お互いダメージヒット、決定打はなかったものの、

終始優位な体制で攻勢をとっていたKIMのポイント

YUKO 9 対 10 KIM とします

2R

インターバルは、お互い落ち着いた表情。勝負はこれから

立ち上がり、打撃の攻防

KIMのワン・ツーが軽くヒット

YUKOもローキックを当てるが、

KIMの右、そして

左、と逆ワン・ツー

KIM、パンチの思い切りと踏み込みが鋭い

綺麗にYUKOの顔面を捉える

打撃戦では、KIMが優位

YUKOもパンチで打開を図ろうと右ストレートを放つ

しかし、YUKOの右はかわされて、クロスカウンター

打撃戦は、分がないと見て、YUKO、タックル

しかし、これもKIMに上手く対処されて、チョークを取られそう

だが、YUKO、足腰が強い!

この体制から立ち上がって、スタンディングへ持ち込む

そこから、もう一度YUKOのタックル

・・・・・

しかし、これも切られて、KIMに背後を取られる

KIM、タックルの対処が上手い

YUKO、やや、タックルの切れが悪いか?!

YUKO、間接技に対する防御は上手い

チョークも、腕もとらせない

KIMもそれほど寝技は得意ではないか?

1Rも腕を取りにいった時に返されたので、無理に間接技にはいかない

なので、上からの打撃

YUKO、防戦一方

決定打はもらわないものの、防戦一方

KIMは拳だけでなく、肘も入れてくる

YUKOが打撃を嫌がったところで、KIMがバックチョーク

これも極まらず、しかもYUKO返して上を取りかけた!

YUKO、関節技への対処が上手い

が、またしてもここでゴング

2R終了

1R目よりも明白にこのラウンドはKIMが取りました

YUKO 9 対 10 KIM

2R集計

YUKO 18 対 20 KIM

3R

インターバルの表情にも差が出てきた

YUKOはやや焦燥

KIMは余裕が出てきた

3R目開始

打撃の攻防

KIMがパンチを狙う

YUKOも先のラウンドの経験を活かしてパンチを警戒して防御

特に、KIMの右ストレーを警戒してディフェンスをしている

そして、

YUKOのいきなりの右ストレート

入った!YUKO、打撃戦での立て直しを図る

YUKO、左ジャブもリズムよく出てきた

いい感じに打撃のリズムが出てきた

しかし、KIMもあっさり打撃の主導権は渡さない

YUKOの左ジャブのうち終わりを狙って、右ストレート

もう一度、YUKOの左ジャブにあわせて

KIMの右ストレート

これをやられると、YUKO、左ジャブが出せなくなる

打撃の主導権は渡さないKIM

だが、YUKOも打撃のリズムが出てきているので、打撃勝負を挑む

左の刺しあい

YUKOの左はかわされ、KIMの左が刺さる

お互い踏み込んでいるので、威力は倍増!

そして、、、

お互いに、左からの返しの右ストレート

これも、YUKOは空振り

KIMの右だけがヒット!

YUKOダウン!!!

やはり、打撃はKIMが強い!

よけ勘、当て勘、ともにKIMが優れている

踏み込みも鋭い

YUKOも思い切って打撃戦を挑み、自ら踏み込んで打った分

その踏み込みががカウンターとなってしまい、大ダメージをおってしまった!

YUKO、すぐさま立ち上がって距離をとろうとするが、

KIMそれを許さずにすかさず、背後から掴まえる

寝技の攻防

YUKO、返せる体力は残っているか?!

ダメージは大丈夫か?

なんと、YUKO、そこから立ち上がり、五分の姿勢にもっていく

ダウンを貰ったのにパニックに陥らず、冷静に寝技に対処

しかもダメージもあるだろうに、踏ん張れる足腰

普段の練習が素晴らしいことを物語っている

ここから、離れて再び打撃戦

KIMとしては、組んでの関節技の攻防は避ける

打撃の攻防はやはり、KIM優位

YUKO タックル

だが、ダメージの影響か、タックルのスピードと切れが甘い

KIMに簡単につぶされる

そして、上からの打撃

KIM、間接技は返されるので、徹底して打撃での攻撃

ポイントは明らかにリードしている

打撃戦でも優位=KO負けの心配はない

すると、YUKOが逆転するには、間接技で一本を極めるしかないが、

それをさせないために、KIMは間接技を挑まず、あくまでグランドポジションでも打撃で攻める

KIM、試合巧者です

そして、試合終了

このラウンドも、KIMのポイント

ダウンもあったので

YUKO 8 対 10 KIM とします

3R集計

YUKO 26 対 30 KIM

実際の試合結果は?

やはり、KIMの勝利

寝技の攻防はYUKOは上手いですが、決定力にかけました

一方のKIMは、打撃のよけ勘、当て勘が素晴らしい

しかも、思い切りがよく、踏み込みが鋭い

YUKOもダウンしながらもあきらめずに戦う姿勢が素晴らしかったです

ありがとうございました

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