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RISE122 狂猫yokko VS 松井理江 名勝負プレイバック 観戦レビュー

本当はこの試合を観たかった

SUK WAN KINGTHONG〜Go to the Raja〜

2017年4月7日(日)東京・大森ゴールドジム

☆女子ミニフライ級トーナメント決勝戦 3分?R

KOKOZ(トライハードジム)

vs

狂猫yokko(チェンマイボクシングスタジアム認定女子-50kg級王者/Bring it onパラエストラAKK)

・・・・・・

しかし、

動画がない!探しても見つからない

検索してもでてこない。。。。。

管理人は何度も訴えていますが、

終わった試合は、動画を観れるようにしたほうが、必ず裾野が広がります

だって、観たら面白いんやもん

必ず、生で観たい!

現場で見れなくても、せめてLIVE中継を観たいと思います

終了した試合は、少々画質が悪かろうが、角度が悪かろうが、素人撮影だろうが、

今の時代、必ず動画を載せたほうが、選手にとっても、競技にとっても発展につながると思います。

逆に、妙に放映を有料に限ったりすると、競技としては面白いのに、イマイチ発展しない、人気が出ないと思います

shootboxingがこれにあたると思う

あんなに、競技としては洗練されて、硬派で、試合内容は面白い。

しかも、RENAのようなスター選手も輩出しているのに、協議としてパッとしない。。。。

逆に、動画を流して勢いにのるのが、ONE 日本ではRIZIN

試合自体と選手は・・・・・というのも未だいるが

それでもこれだけ脚光をあびるのは、やはり動画を無料で流して、観れる機会が多いからだと思う

過去の試合でもみれれば、次の試合観たいと思うもん。

というわけで、少し古いが、狂猫yokkoで検索したら出てきた試合動画を観戦しました。 スポンサードリンク

RISE122 オープニングファイト

2018年2月4日(日)会場 東京・後楽園ホール
☆オープニングファイト.1 -47kg契約 3分3R
松井理江(和術慧舟會駿河道場)46.7kg
VS
狂猫yokko [クレイジーキャット・ヨッコ](BRING IT ONパラエストラAKK)47.0kg

目次 狂猫yokko 松井理江 観戦レビュー

狂猫yokko

2017年KAMINARIMON Bクラストーナメント女子-50KG級優勝

チェンンマイボクシングスタジアム認定女子ー50kg級王者

→ 女子格闘技 狂猫yokko 本場タイでムエタイ女王に狂咲! vs カーオティップ 観戦レビュー(動画有り)

松井理江

2016年KAMINARIMON Cクラストーナメント女子-52KG級優勝

観戦レビュー

レフェリー注意を聞く二人

上背は狂猫yokkoのほうが高い

この写真では判りにくいが、身体の幅は松井理江があるか

2016年では、52kgで試合をしているので分厚さでは松井理江が優位か

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1R

狂猫yokko

綺麗な右ストレート

やや、距離が遠いが美しいストレートを放ちます

対して、松井理江 近距離での膝蹴り

中間距離でのボクシングなら、狂猫yokko

近距離でのドツキアイなら、松井理江

と試合序盤でハッキリする

松井理江、パワフル!

べた足で距離をつめ、圧力をかけながら、1発1発に力をこめて打つ

そして、手数も多い

狂猫yokko、ドツキアイの乱戦に巻き込まれそうになりながら、一方的に打たれはしない

かならず、手を、足を返している

そして、冷静 クレバーにカウンターを狙う

ドツキアイの乱戦になると、ついつい、顔面ばかりを狙いがちになるが、

松井理江の意識が上に行きがちなところを狙い済まして

ボディストレート

クリーンヒット

返しの左フックも当てる

クリーンヒットをもらって、カチンときた松井理江が強引に出てくるが、

クレバーにカウンターを狙う!

しかし、松井理江、身体ごと狂猫yokkoに突進して、足が引っかかったか、狂猫yokkoがスリップダウン

やはり、松井理江としては、テクニック勝負よりも、体力を活かした乱戦に持ち込みたいところ

間合いが開いたときの二人の対峙が好対照で面白い

狂猫yokkoは、ボクシング/ムエタイスタイルで、身体を小刻みに揺らしてリズムをきざむ

松井理江は、空手スタイル べた足でドンと構えて一瞬の隙を狙う

松井理江、振りかぶって(狂猫yokkoは既にガードしている)

大振りの右フック、ガードの上から叩きつける

そこから、乱打戦で、腕を振り回す、松井理江

しかし、狂猫yokkoも打ち返す

いつの間にか、ロープ際にいるのは、松井理江

乱打戦の中でも、ボディを叩く、狂猫yokko

返しの左フックもヒット

この返しの右ストレートもヒット

狂猫yokko、かならず、3つ4つとコンビネーションを放つ

それも、上下左右とパンチを散らしてコンパクトにうつので的中率が高い

松井理江は振りが大きく、打撃が派手で見栄えはいいが、

使う体力の割りに、与えるダメージは、ガードされていることもあり、少ない

乱打戦の中でも、松井理江の左は空振り、狂猫yokkoの左がヒット

この左で、ロープ際へよろめく、松井理江

それでも、前に出てくる松井理江

体力で乱打戦勝負を挑む

しかし、手数でも狂猫yokkoが上回ってきた

ロープ際の攻防

ここで、1R終了のゴング

このラウンド、序盤~中盤は、体力まかせの松井理江がうわまわっていましたが、

中盤以降、的中率で勝る狂猫yokkoがダメージを与えていきました。

管理人は、

狂猫yokko 10 対 9 松井理江 とします

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2R

リング中央での中間距離の打ち合い

やはり、中間距離ではリーチとテクニックのある、狂猫yokkoが優位

前蹴り、右ストレートとストレー系の距離のある打撃がヒットする

この展開はマズイと思った松井理江

猛然と反撃

フックの届く近距離に距離をつめて両腕を振り回す

さすがの、狂猫yokkoもバックステップで距離をとろうとするが、

松井理江、狂猫yokkoが下がった分、前進して距離を開けさせない

ガードの上からでも、拳を叩きつける

しかし、狂猫yokkoが出した右ストレートがカウンター気味にはいると、松井理江の勢いがストップ

狂猫yokkoのパンチは、コンパクトだが、拳が綺麗に返り、ナックルパートが的確にあたるので、見た目以上に威力がある

一発で、松井理江の前進を止めた

狂猫yokko そこから、

足への右下段蹴り、顔面へ右ストレート、ボディへ右ストレート、顔面へ左フック、そして

顔面へ右ストレート

ことごとくヒット!

松井理江、タフだが、もう少しディフェンスを・・・

気がつよいのはいいが、貰いすぎだ

反撃のパンチを放つが、狂猫yokkoのプレッシャーでロープにつまる

ロープに押し込んで、相手を打つ

松井理江が望む乱打戦でも、狂猫yokkoが打ち勝ってきた

狂猫yokko、乱打戦の中でも必ずボディを入れる

ダメージと疲れが出てきた松井理江にボディは効く

ここで2R終了

このラウンドは明白に狂猫yokkoが取りました

狂猫yokko 10 対 9 松井理江

2Rまで集計

狂猫yokko 20 対 18 松井理江

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3R

後がなくなった松井理江

疲れとダメージがあると思うが、最終ラウンド、仕掛けきた

自分から、キック、パンチを打つ

しかし、やはり、狂猫yokkoが押し返す

的確な打撃を返して、ロープ際へ押し込む

この場面でも冷静にボディ

そして、

右ストレート

松井理江、ガードが、ディフェンスが追いつかない

大きな違いは何だろう?

管理人が思うに、前に出る手、左手の置いている場所だと思う

↓この場面、松井理江の右に対して、狂猫yokkoの左手は、自分の顔面を守る位置にキチンとガードポジションにある

しっかり、松井理江の右をガード下と思ったら、その位置からまっすぐ突き出して

左ジャブがヒット

松井理江の右は振りが大きすぎたので、ガードに戻れず、綺麗にヒット

対する、松井理江の左手は、狂猫yokkoが的確にボディを打つせいもあるが、やや下がり気味でガードが出来ていない

狂猫yokko、左の使いかたが旨い、左ジャブも連続で2発、3発と出る

コンパクトで地味なパンチだが、的中率が高く、最短距離で連続で、でるので守りにくい

しかも、ディフェンスにも旨く使い、まさに攻防兼備

一方の松井理江は、攻撃は迫力満点だが、打つ時は攻撃オンリーなので、カウンターを貰う

カウンターを貰うと、打ちつかれとダメージが重なり一定時間防御一辺倒になる

・・・攻防分離・・・

それにしても、これだけ打たれて、まだ猛然と反撃できるタフネスと気の強さは凄い

ラスト10秒、劣勢の松井理江が猛然と打ってきた。

素晴らしい勝負根性

狂猫yokkoも迎え撃つ

ここで試合終了

ついさっきまで、殴りあっていたのに、健闘を称えあい抱き合う二人

このラウンドも

狂猫yokko 10 対 9 松井理江

3R集計

狂猫yokko 30 対 27 松井理江

と管理人はします

判定は?

狂猫yokko

素晴らしい試合でした。

ありがとうございました。

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