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格闘代理戦争3rd MIO vs 平田樹 衝撃の決着! まさかのKO決着 観戦レビュー

格闘代理戦争3rd

衝撃の第一試合 あい(ai) VS 古瀬美月 の戦いの余韻もさめやらぬまま

MIO:打撃クィーン 最強ストライカ

VS

平田樹:フィジカル女王 最強グラップラー

の第二試合がはじまります

目次 選手入場 体重について 観戦レビュー

選手入場

先に、平田樹が入場

リラックスしたいい表情です。

戦いの舞台を楽しみにしているのか?

次にMIO

こちらは、シュートボクシングでプロ36戦の実績だけあって、余裕が感じられます

体重について

やはり、第二試合も体重の情報がありません

う~~~~ん、格闘技において、体重の情報こそが一番大切だと思うのですが、

その情報開示がないと、計量したのか?

とか、本当に条件同一なのか?と疑問が残ります

だってですよ、

プロボクシングWBC世界バンタム級タイトルマッチ

山中慎介 VS ルイス・ネリ 戦の時

バンタム級リミットを作れずに、2.5kgの体重超過をしたネリに対して

あれほどのバッシングがあった

当時無敵を誇った山中が、たった(と思われるかもしれない)2.5kgの体重差で同じ相手に連敗を喫した

それほど、体重の影響は大きいのです。

単純な2.5kgの体重差が試合に影響するのはそれほど大きくないかもしれませんが、

その体重を作るための日々の努力

体重を落とすためのコンディショニングなど

リングにあがるまで、体重を作り上げるまでが大変なのです。

・・・・・・

慎重さやリーチはあくまで参考情報

基本は体重

同一体重という条件で、どれだけ身長やリーチの差があるかという参考情報のはずです。

なのに、参考情報は開示して、基本の体重を開示しないのは大いに疑問ですね。

試合興行のフェアさにまでクエスチョンがついてしまいます

選手は、与えられた条件と対戦相手で全力をつくすのみ

運営側にこの当たりの疑問の解消を切に望みます

いろいろ問題の多いプロボクシングが、それでもTOPの輝きを放っているのは、

このあたりの統一ルールがきちんと運営されているからだと管理人は思います

・・・・・・・

実際、前回の試合の時は

平田樹は52kg

MIOは48kg

4kg差

今回は、間をとって50kg契約が妥当だと思います

そうすると、

平田樹は減量

MIOは増量しなければなりません

この体重をつくりあげるのも勝負の一つです。

実際、Garu ちゃんは、15kgもの減量をして立派に試合を行いました

素晴らしいプロ根性

このあたり、どうなっているのでしょう???????

せめて決勝では、体重開示をして欲しいです。

先に決勝進出を決めている古瀬美月は1回戦では50kg

MIO、平田樹 どちらが勝っても50kgの契約ウエイトがいいと思います

・・・・今回の準決勝・・・ちゃんと計量してるのか????

しかし、試合はそんな疑問を吹き飛ばす素晴らしい試合でした

観戦レビュー

ゴング 試合開始です

どっしり構えて圧力をかける平田樹

MIOは平田樹を中心にしてサークリングしながら打撃を狙う

MIOの左ジャブ

的確にヒット

さすが打撃女王

打撃は早く、的確です。

しかし、平田樹まったくひるまずに圧力を強めます

MIO今度はローキック

これもヒットするが、平田樹がカウンターの右ストレート

平田樹選手のフィジカルが強い

MIOの打撃を貰いながらも前進を止めません(体重差がでているのか?!)

MIO、ジャブでは平田樹の前進をとめられないと思ったか、右ストレート

強いパンチを打とうとやや力んだか?

平田樹、これをかいくぐってタックル

ついに、平田樹がMIOを捕まえます

MIO、はやくも万事休すか?!

金網を背にしてなんとか倒れるのを防ぎますが、

がら空きの顔面へ平田樹の打撃を貰います

しかし、ここからが、佐藤ルミナの指導が活きてきます

なんと、MIO、フィジカルに勝る平田樹を相手に体制を立て直します

素晴らしいバランス

強い下半身

佐藤ルミナとやってきた練習の成果が出ています

1回戦のときは、梅原拓未にあっさり寝技に持ち込まれたことを考えると

格段の進歩です

しかし・・・

やはり、平田樹フィジカルが強い

強引に金網から引き剥がし、MIOの背後を取ります

そのまま、バックチョーク

入ったか?

首に決まったか?

ああ・・・・

完全に決まっています

MIO よわよわしくタップ・・・

ギブアップか・・・・

しかし、1回しかタップができずにレフェリーが気づきません!!!

レフェリーがストップした時には

なんと、MIO 落ちてしまいました

衝撃の光景!!!

第1試合では早いストップだったのが、

今度はストップが遅かった!

やはり、遅すぎるストップはあっても、早すぎるストップはないか?

しかし、レフェリーを擁護しますが、

レフェリーは決してモタモタしていたわけではありません

平田樹がMIOのバックをとってから、バックチョークを決めて、落ちるまでの時間が早い

それほど流れるように決めて見せました

MIOもタップでギブアップの意思をしめしましたが、カメラのアップでもタップかな?

と思うようなよわよわしい動き

この時点ですでに意識が朦朧としていたのかもしれません

それほど素晴らしい平田樹の動きでした

惜しむらくは、

やはり、体重がどうなっているのか?と疑問がのこってしまうところ

本当のキャッチウエイトならば勝負がどうなっていただろうと想像の余地が残ってしまうところです

もしかしたら、50kg契約ならば、MIOのジャブで平田樹を下がらせることができたかもしれない

もしかしたら、組み付きの攻防でMIOが平田樹を引き剥がして有効な打撃を見舞うことができたかもしれない

そのifが残ってしまうのが残念でなりません

もし、契約体重が52kgでもいいのです

ちゃんと、体重を公開していれば、MIO側が52kgで受け入れて、そのハンデをのんで

フィジカルで押されることも考慮してリングにあがると受けれたのですから

ただ、未公表だと気持ちが悪いのです。

というやや後味の悪さを感じましたが、

平田樹はすばらしかったです。

強い!!

フィジカルも技術も素晴らしい!!!

練習ではなにやらゴタゴタもあったようですが、

それも飲み込んで試合でベストを出せるメンタルも素晴らしい

相手に対する礼儀も忘れません

悔しそうなMIO

しかし完敗です

勝戦の相手は、古瀬美月

準決勝に残った4人では最弱かと思われていましたが、

急激に力をつけています

どんな勝負になるか楽しみです

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